現在三十五歳の男性です。 肺気腫の手術についてお尋ねします。
約10年前より肺気腫と診断され現在に至ります。数年前に肺の容積を減らす
手術を希望しましたが、肺機能の良いところと悪いところが分からないので、
もし切っても機能が回復するか分からないと言われまた。
肺の状態は大きく全体的に広がり、横隔膜の上いっぱいいっぱいまであり、
息が吸えない状態でした。
ところが昨年、肺炎になり肺にアスペルギルスのカビが見つかり入院しました。
治療していくうちに右肺が左肺より縮んで三分の二ぐらいになりした。また肺の
中に空洞ができています。それで現在は呼吸が非常に楽になっています。
そこで質問なんですが、楽になったのは右肺が縮んで中に空洞ができ、横隔膜
を圧迫するものがなくなって、呼吸スペースが出来て楽になったんでしょうか?
そうすると左肺も容積を減らせば、左の横隔膜を圧迫するものがなくなり、呼吸
が楽になるでしょうか。
質問12)肺気腫の手術について質問
現在が35歳で、25歳の時から肺気腫を診断されているということですが、こ
んな若年の肺気腫の患者さんを診察したことがありません。しかし、volume
reduction surgeryの手術について相談をしておられるようなので、胸部レン
トゲンや呼吸機能では肺気腫の所見があるのだと思います。
α1アンチトリプシン欠乏症などで、若年で肺気腫が発症することがあり、報告
がありますが、自分の患者さんでは、経験がありません。
ですから、このメールを送ってくれたかたは、肺気腫としては、非常にめずらしい
と考えます。
ご質問の「右肺が左肺より縮んで三分の二ぐらいになりした」ということは、volume reduction surgeryを行ったと同じ結果になったのだと考えます。これにより、過
膨張の状態にあった肺が縮小し、気道の閉塞が改善して横隔膜の運動もよくなり、
呼吸状態が改善したと考えられます。
質問13)58歳女性が肺気腫と診断されたが(2001.3.27)
私の母(58歳)が肺気腫と診断されました。最近まで印刷会社で働いておりました。
犬の散歩でちょっと早く歩くと息がきれてしまうようです。あとは咳がでるとくるしい、
といっていました。みなさんのおっしゃっているような、在宅で呼吸器(?)のような
ものをつかってはいません。
@彼女自身はタバコもすいませんし、お酒ものみません。ただ、父が喫煙者なので
す。父に、たばこを止めてもらったほうがいいでしょうか?
A完治することは難しいとかいてありましたがどのようにしたら、これ以上、症状が
悪化しないのでしょうか?
もう一度、他の病院にいって診断してもらおうかとも考えています。他の病気だったら
こわいし、なにかの間違いじゃないか?なんて思ってしまって、、、。
合併症をともなって、最悪のことがおこったりしたら・・そう思うと心配でこわくてねむ
れません。
回答13)58歳女性が肺気腫と診断されたが
58歳の女性で、本人が喫煙がなく(夫が喫煙者)、歩行時に息切れがでるような
肺気腫になるとは考えられません。肺気腫以外の病態があると考えられます。
体重が肥満があり、これにより体に負荷がかかること、また気管支喘息
などの疾患が存在することも考えられます。
質問14)39歳、女性で肺気腫と診断された(2001.8.10)
"先日人間ドックで肺気腫と診断されました。胸部レントゲン写真で肋骨間の拡大
と肺活量は3500ccですが、一秒率が70%(一昨年は69%)と低いそうです。特に
指示はなく1年後に再検といわれました。
タバコは吸ったことがありません。仕事場では吸う人はいますが。特に自覚症状は
なく、運動も普通にできます。このまま様子を見てよいのかどうか、診断が正しいか
どうか含めて、今何かできることを教えていただけないでしょうか。
回答14)39歳、女性で肺気腫と診断された
肺気腫は細気管支から末梢の肺胞壁の破壊が生じる形態学的な診断です。この
破壊は、一般的には喫煙を原因として発症します。
ですから、39歳の女性で非喫煙者に肺気腫が発症する可能性はまずありません。
しかし、非常にまれに?1−アンチトリプシン欠損症というまれな病気で肺気腫を発
症する場合もありますが、まず通常では考えられません。
ですから、呼吸機能で一秒率がやや低下(70%以下は閉塞性障害)していますが、
肺気腫ではないと考えます。他の疾患、慢性喘息などの可能性はあると考えますが、
胸部CTなどの検査も必要と考えます。